寒さが厳しいこの頃、インフルエンザ、コロナ、マイコプラズマなど感染症から身を守ることが大切だと皆さん思っておられると思います。今回は、どのようにすれば健康を維持増進できるのかについて触れてみます。食事、睡眠、運動の3本柱が要です。その中でも今回は食事についての格子について触れてみます。
まずは①血糖の乱高下を防ぐ意味で、食事の順番に気を付ける(野菜→魚肉→炭水化物(フルーツはこのタイミングで)。汁物はいつでも可→食後には軽い運動、ラジオ体操、軽散歩などを取り入れる
②炎症体質対策:オメガ3系の脂を中心に考える。青魚を時々食卓に加える。但し青魚のアレルギーの方は避けること。亜麻仁油やエゴマ油は一日に小さじ一杯くらいが無難。加熱すると酸化してしまうので生食がベター。オメガ6系の脂は、コンビニ食、お菓子類、インスタント食品、市販のドレッシングに含まれているので頻用は避けた方が無難。炒め物は1日1回くらい、揚げ物は週に1回くらいが無難。油の使いまわしは油が酸化してしまうので避けること。
③身体の酸化を防ぐ意味で抗酸化作用を有するオクラ、トマトなどを加えると良いでしょう。
④短鎖脂肪酸を増やす。酢酸、酪酸、プロピオン酸など。腸内細菌が水溶性食物繊維を分解、発酵させたもの。腸内環境の改善に寄与できます。
⑤賞味期限切れの食材を避ける、ことにアーモンドやナッツなどにはカビ毒が発生している場合があるので賞味期限には気を付けておいた方が良いでしょう。
⑥小麦関連の食材(グルテン含有)、乳製品関連の食材(カゼイン含有)の食材に偏らないようにする。腸粘膜に負担をかけやすくアレルギーや生活習慣病の引き金になりやすい。
食事を整えることの意味は、1.炎症を引き起こさない食事 2.腸の粘膜にダメージを引き起こさない 3.肝臓での解毒に負担をかけない これらの3点が健康維持増進のための要だと思います。
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