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■H25年/12 冬の冷え、寒さを乗り切るには ~食事面での一工夫~

(秋から冬にかけての冷え対策)  日に日に寒さが厳しくなっていく中で、冷えや寒さのために日常生活の活動性が落ちたり、気分的にも憂鬱になったりすることがありませんか?
時期的に、服飾や暖房について対策をそろそろ考える機会も多いと思います。今回は冬場の冷えや寒さを乗り切るための、食事面での一工夫についてご紹介させて頂きます。
寒さや冷えが強くなると免疫機能が衰えた方は、すぐに風邪をもらいやすくなってしまいます。外出から帰宅した際のうがいや手洗いをこまめに行っても体の深部温が低くなりすぎると風邪をもらいやすくなります。そこで、食事の食材の特性について注目してみると良いでしょう。
食品には、体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品があります。忘年会や新年会では、しばしば鍋料理が好まれますが、冬場に鍋料理が好まれるのには、それなりの理由があると思います。鍋料理に使われる動物性食材は、充分に咀嚼(そしゃく)して食べると消化管が活発に動くので深部温が上がりやすく、冷えが改善しやすいです。さらには、鍋料理には葉物や根ものの野菜を使う場合が多いですが、一般に野菜類は陰性食品のことが多いですが、煮たり焼いたりなど加熱することによって、陰性食品のなかでも根の部分は陰性の傾向から温める陽性傾向に変化する場合が多いと言われています。味付けは、醤油ベースや味噌ベースなど、醤油や味噌は陽性傾向を持った食材ですから、日本古来の鍋料理は深部温を上昇させる効果が期待でき、冬場の冷えや寒さ対策の要に成り得るもので、免疫機能の調節にも一役かうのではないでしょうか。

■H25年/11(秋から冬にかけての冷え対策)

(秋から冬にかけての冷え対策)  今年は、10月にもかかわらず台風が日本列島に襲いかかってきましたが、異常気象の現れでしょうか。そんな中で、冬の気配は日一日と肌に感じられる時期になってきました。何と言っても、秋から冬にかけての冷えは、私たちの日常生活の質を落とす可能性があります。
 手軽にできる冷え対策としては、まず第一に、歩くことを心掛けることです。足の裏(足底)には全身のツボが存在していますから、歩くことによって、その足ツボを刺激して血行が改善されて、冷えを自覚しにくくなります。
第二に、半身浴や足湯を取り入れることです。腰から下を湯船につけて上半身には時々お湯をかけ流していくと、体の芯から温まってきますから、血行が改善されます。ちなみに、乾燥肌の方は、一番風呂は避けた方が無難でしょう。誰かが入った後のお湯は湯の質、硬さが柔らかくなり(前に湯船に入った人の皮膚の脂がお湯に溶け出るので、湯の質が柔らかくなると言われています)、お肌に宜しいようです。
 第三には、靴下対策です。絹でできた五本指の靴下を一番下にはき、その上に今度は普通の靴下を重ねてはくと、保温効果はアップし、冷えが改善されやすくなります。
冷えが続くと、皮膚の免疫機能が低下しやすく、風邪をひきやすいようですので、風邪の予防の意味でも、冷え対策は大切だと思います。

■H25/10(秋のプチ運動)

秋のプチ運動(腹式呼吸法)  食欲とスポーツと読書の秋、言われてみればなるほどと合点がいくことですが、特に、運動、スポーツについては、なかなか時間がないために実行に移せないことも多いようです。健康のためには、走ったり腹筋運動をやったりなどを連想しますが、家の中でも、デスクワークをやりながらでも、座ったままでも、歩きながらでも健康に良いプチ運動があります。家庭でも職場でも気軽に行えるプチ運動です。この腹式呼吸は、なかなか時間が工面しずらい現代人にとって有用なプチ運動で、プチリラクゼーション、プチダイエットも期待されます。
 実は、それは呼吸なのです。腹式呼吸といって、鼻から空気をゆっくり吸い込んで、次に、口をすぼめてゆっくりと息を吐き出す方法です。この呼吸方法だと、肺が膨らんだりちじんだり、腹式呼吸によって肺(胸腔)とお腹(腹腔)を境している横隔膜が上がったり下がったりすることによって、体の中の血流が改善しやすくなり、胃腸の上下運動にもなり体脂肪が減少しやすくなります。また、もし過度なストレスに置かれた状態があれば、腹式呼吸により自律神経のアンバランスが改善され、気持ちが落ち着きやすくなります。    腹式呼吸は、一日にトータル約一時間も行えば良いと思います。小刻みにやっても良いです。
例えば、朝15分、昼30分、夕15分など、歩きながらでもデスクワークしながらでもできます。ある意味、呼吸方法を使った手軽なプチリラックス、プチダイエットが期待されます。

■H25/9 秋の養生(秋の健康と食事について)

スポーツの秋 味覚の秋(秋の養生)  猛暑の夏場の環境から一変して、急に朝夜は肌寒さを覚える時期になりました。  この時期は体の免疫バランスをうまくとりずらい時期でもあります。  急に気温が下がる時期になって、体の免疫機能が整っていないとすぐ風邪をひいたり、時として、帯状疱疹というヘルペスウイルスによる、痛みや湿疹を伴う皮膚病を発症することがあります。そうならないためにも、充分な睡眠時間の確保や胃腸に負担の少ない食べ方や食材を摂るように心がけることも大切です。  自律神経のバランスや免疫機能の維持に歪が加わると、前述の疾患などにかかりやすくなりますので、睡眠や食事など普段はなかなか意識しないことがらですが、養生について心配りをすることも大事です。  ちなみに、秋は食欲の秋といわれ、食欲が進む時節です。山には柿や栗をはじめとした果実が青空と紅葉した山肌に呼応して自然のキャンパスの中で絵を描いています。柿といえば、酒を飲んだ後に柿を食べると良いと言われています。お酒を分解するものが柿の中に含まれていると言われますが、酒によって温まった身体を柿が冷やすためだと思います。ですから、もともと冷え症の方やオシッコが近い方、胃下垂や胃腸が弱い方、水様性鼻汁がよく出る方など、もともと体の深部体温が低めの傾向にある方が柿を食べるとてきめん冷えや頻尿、胃腸虚弱の症状、水様性鼻汁やくしゃみなどの症状が悪化する場合もありえます。  柿ばかりではなく、果物は一般にビタミンCが多く含まれており、健康に良いと言われています。果物は一般的に体を冷やす傾向にあると言われていますが、胃腸の弱い方や冷え症の方は果物の食べ過ぎには注意なさった方が無難でしょう。一日に数個以上食べる習慣がつくと、じわじわと体の中が冷えてきて、風邪をひきやすくなったりします。折角のスポーツと食欲と読書の秋の味わいを満喫出来なくなるかもしれません。冷え症をはじめとして、前述のような体の免疫機能が低下していたり、自律神経のバランスが崩れていたり、体の芯が冷え気味になっていたり、胃腸機能が低下していたりなどの状態に陥っている時期には、果物の食べ過ぎには注意が必要でしょう。『過ぎたるはおよばざるがごとし』と昔の人が言っていることもうなずけます。

■H25/8 夏場の飲み物

飲み物について・白砂糖と黒砂糖  今年の猛暑は例年になくしんどいです。そんな中で、のどを潤そうと、麦茶や清涼飲料水やビールなど、水分を一気にゴクゴク飲んでしまうことはありませんか?。じつは、このゴクゴクと一気に涼を求めて飲んでしまう飲み方に落とし穴があるのです。  一気にゴクゴク飲むと、汗がたくさん出て体力を消耗したり、胃腸に負担をかけてしまい、心臓にも負担がかかる場合もあります。少しずつ、チビチビと水分補給すると、体に負担が少ないといわれています。  また、飲むなら番茶、麦茶、玄米茶などが良いでしょう。ちなみに、清涼飲料水には、白砂糖が含まれており、白砂糖の摂りすぎは、健康上好ましくありません。肥満や虫歯の誘因になりえます。自然の甘味は黒砂糖のほうが体には負担が少ないといわれています。