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H26/12 冬場の冷えから身を守るポイント

清水医院 平成26年12月トピックス 冷え性対策について  日に日に寒さが厳しくなっていきますが、冷え症状でお困りの方も多いと思います。もともと冷え症の方が、冬場になるとさらに冷えの症状が強くなる場合もあります。
 一般に、冷え症は男性よりも女性に多いと言われています。最近は、昼夜逆転の生活スタイルの場合もあり、体内時計のリズムの乱れが懸念されます。女性は男性に比較して温度変化に敏感で、体が冷えると内臓機能が低下して様々な身体的精神的な愁訴が出やすくなります。内臓が冷えると、つまり深部体温が低下ぎみになると免疫機能を弱めることにつながり、感染症にかかりやすくなったり、遺伝子に傷がはいりやすくなったりなどなど悪性疾患の方向へ体が傾きやすくなる可能性が、最近では指摘されて来ているようです。
 ただでさえ寒いこの時期に、もともとの冷え症の方は、しんどいと思います。体を冷やす傾向に傾ける要因が、いくつか挙げられます。
 まず、①食生活の問題です。食品添加物のかなり入った食材、白砂糖、酸化した脂を使用した食材などなど、冷え症の方は、これらは避けたほうが無難でしょう。体を冷やす陰性食品や添加物の過剰に入った食材をさけ、純和食パターンの食事メニューを主体にすることが要でしょう。言うまでもありませんが、無理なダイエットも避けて下さい。体温が低いと代謝が低下ぎみになるので、何を食べても太ってしまいやすい、太るからまた食事制限をしてしまう、そのためにさらに代謝が低下して冷えがつよくなり免疫機能も低下させてしまう、このように負のスパイラルに陥ってしまいます。ですので、ダイエットを考える前に冷え対策を行って、体温を上げるように食事の面でも取り組むことが大切でしょう。食事の詳細は以前のトピックスにも記載していますのでここでは割愛させて頂きます。そして②腹式呼吸をしたり、食後に10分程でもいいから散歩したりすると良いでしょう。
 次に、③睡眠の問題です。忙しい毎日、睡眠時間が確保しにくい方が多いと思います。寝だめを週末にするのも一案かもしれませんが、それ以上に大切なことは睡眠の質です。この点についても以前のトピックスで触れましたが、夜の22時から明け方の2~3時くらいは睡眠の質を左右する時間帯と言われていますので、この時間帯にはできる限り寝ている状態が免疫機能を回復させる意味でも重要だと思います。一言でいえば早寝早起きでしょう。
 最後に服飾関係での注意点です。④お腹と下半身を冷やさないことです。下半身が冷えると循環が悪くなり冷えが体の奥深くに根ずいてしまいます(微小循環障害)。具体的には、冬場はズボンや長めの靴下、出来れば5本ゆびの靴下をはくことをおすすめします。お腹が冷えると不妊症の誘因にもなりかねません。要はお腹と下半身を温めることでしょう。ホッカイロを使うのは低温やけどの危険性がありますからおすすめしません。自然な形での服飾スタイル、ズボンや長めの靴下、腹巻をおすすめします。今回は、冬場の冷えから身を守るポイントをご紹介させて頂きました。

H26/11 睡眠について(早寝早起き)

睡眠について(早寝早起き)  睡眠について今回は触れてみたいと思います。朝の目覚めが心地よい日は、一日を心地よく軽快にスタートできます。一方、何となく気だるさが残った状態で朝を迎える日も、時にはあるかと思いますが、そんな日は一日が気だるくなってしまうこともあります。皆さんも、このようなご経験があるかと思います。
 経験的に、深夜遅くに寝入って、朝遅くまで寝たとしてもスッキリした感じが得られず前の日の疲れが残る場合があります。一方、早い時間たとえば、22時頃寝入って朝を迎えた場合はスッキリと目覚めて、疲れが残らない場合が多いようです。睡眠に関する研究では、夜の22時頃から深夜の2~4時くらいが体に休息を与え、疲労回復に寄与する時間帯とされています。この時間帯は極力、睡眠モードに入っていることが望ましいと思います。体内時計の持つ本来的な仕組みが関与しているようです。
 睡眠には2つのタイプがあります。一つは、レム睡眠といって睡眠の深さが浅く、夢をよくみて、寝返りをうつ時期で、脳は休んでいなくて働きつずけている状態です。もう一つは、ノンレム睡眠といって、ぐっすりと寝入ってしまって吸い込まれるように寝ている深い眠りの時期で、脳はゆっくりと休息モードに入っていて夢などは全く見ない時期です。このゆっくりとした休息モードの時間に心身の疲労回復がなされ、翌朝に前日の疲労を残さず、しかも疲労回復を図ることによって、体の老化のスピードを減速させてくれているとの報告もあります。
    深い眠りの時間帯は、ストレスなどによって心身に負担がかかり、乱れた体の免疫、内分泌環境が修正されている時期でもあると思います。アンチエイジングの見地からも、安全でコストがかからない、しかもどこででもできる疲労回復と老化対策が、早寝早起きだと思います。睡眠時間だけの問題ではなく、睡眠の質も大切です。昔のひとが、早寝早起き、三文の徳と言っていたのもうなずけると思います。

H26/10 味覚もいろいろ

味覚もいろいろ|東洋医学の陰陽五行説  毎日私たちが、口にしている食物には必ずと言って良いくらい味が備わっています。東洋医学的に昔の人は、その味に意味合いを持たせていました。体調に応じて味付けを変えていたのです。今回は、味付けと体調管理についてご紹介します。
 東洋医学では、陰陽五行説というものがあり、その中で、味は体調と関連しているという考え方です。味は五つに大別されています。酸味は肝胆(今でいう自律神経系に関連したものを指します)に関連し、苦みは心(中枢神経系)、小腸に関連。甘味は脾胃(胃腸などの消化管)に関連。辛みは肺、大腸に関連。鹹味(塩辛い味)は、腎(腎臓以外にも泌尿生殖器系、婦人科系)、膀胱に関連しているといわれています。
 具体的には、酸味は、筋肉などを引き締める収斂作用があるので、下痢や寝汗に良いようです。苦味は、消炎作用や固める作用に優れていますから、出血性疾患や熱性の下痢に良いと言われています。甘味は、元気をつける作用があり疲労回復に優れています。辛みは発散作用があるので、発汗を促しますから風邪のひきはじめに良い場合があるようです。鹹味(塩辛い味)は、便通を手助けしやすいとも言われています。
 しかし、あくまでも体の歪を是正しようとする生体の自然治癒力の手助け的な意味合いですので、同じものをずーっと食べつずけたり、偏った味付けになったりしないよう注意が必要です。ちなみに、味を美味しく引き出す工夫として、酢の物には砂糖を少量加えるとか、甘味が強いときには隠し塩を少量加えるとか、味の相性があるようです。『酸味と甘味』、『苦味と辛味』、『甘味と鹹味(塩辛い味)』、『辛味と酸味』、『鹹味(塩辛い味)と苦味』などが味を引き立たせる味同士の組み合わせと言われています。
 ただし、病気によっては、味付けや食材の摂取制限がある場合もありますから、かかりつけの先生の指示に従って頂ければと思います。体調が悪い場合には必ず、医療機関を受診なさってご相談ください。

H26/09 秋の健康対策

秋の健康対策  今年の夏は例年に比べて比較出来ないほど、雷雨長雨の蒸し暑い日々が続き、太陽の恵みを受けられた夏晴れの日は、ここ佐賀県では2~3日間しかありませんでした。田んぼの稲も心なしか元気がなく、小ぶりの生育のようです。これも異常気象の影響でしょうか。この異常気象の自然環境のもとで生活している私たちの健康面でどのようなことに気をつけていけば良いのか考えてみました。夏場に知らず知らずのうちに影響を受けた私たちの心身をいたわりながら秋を過ごすには、どうしたら良いか私見を述べさせて頂きます。

①…胃腸に負担をかけないこと(腹八分目。一口30回は噛むこと。食べる順番に配慮する。野菜根菜→肉魚などのタンパク質→お米などの炭水化物の順番で食べることが理想的。揚げ物の油は使い捨てにする。一度加熱すると油が酸化して体にとっては良くないので。)
②…適度な運動を心がける(20~30分の散歩。腹式呼吸を心がけると、内臓脂肪が減りやすいと言われています。)
③…早寝早起きを心がける(体内時計のリズムを回復させ、自律神経系、ホルモン内分泌のバランスを回復させるとされています。出来れば24時までには寝るように心がける。人は自然界のバイオリズムの中で生活しているので、なるべくそのリズムに相応した生活スタイルが望ましいです。このあたりの医学的研究は最近注目されていて、研究成果も出ています。)
④…気分転換をはかりながら、心を平常に保つこと (腹式呼吸が一案です。イライラすることが多い現代社会、気分転換の趣味やスポーツに時間を割く工夫をすると良いでしょう。)

 以上、4点ですが、解っているようですが、なかなか実践に移せないで月日が経っている方が多いようです。まずは、出来るところから実践に移してみたらいかがでしょうか。一歩踏み出せば違った景色が見えてきて、自信がつく方も多いようです。

H26/08 夏バテ対策

夏バテ対策  蒸し暑く、クーラーのお世話にならなければ過ごしずらい今日この頃です。台風の影響が懸念される夏場を迎え、体の疲労感を実感することが多くなって来ました。夏バテ対策として、様々な健康に関する情報が溢れていますが、基本は体の歪みを極力少なくするように努めることです。
第一に、夏場は体に熱がこもりやすい環境ですから、体に過剰な熱がこもらないような服装、いわゆるクールビズがおすすめです。但し、クーラーの入った部屋では一枚多めに、はおったほうが無難でしょう。
第二に、夜間のエアコンの使い方ですが、タイマーを使って休んでしまうと、昼間に熱を帯びた部屋の鬱熱が、エアコンが切れると徐々に室内の温度を押し上げて、脱水傾向を引き起こしてしまう恐れもあるので、寝室と隣の部屋の空気の流れを確保するように、ふすま、あるいは、扉をやや開けた状態で起床するまで弱くエアコンをつけておくことも夏バテ防止になるのではないかと思います。
第三は飲食物です。夏場は暑いので咽に美味しいビールや清涼飲料水を過剰に摂取してしまう傾向があります。これは、胃腸を冷やし過ぎて、胃腸の働きが抑制されて消化吸収機能が衰えてしまい、体を維持するのに必要なエネルギーや栄養素が確保しずらくなってしまい、下痢をしたり、だるさが抜けなかったりすることもあります。過剰な水分の摂取や暴飲暴食は、だるさ、ひいては夏バテを引き起こす可能性があります。
着るもの、飲食物、エアコン環境、つまり、衣食住に気を配ることが、手軽にできる夏バテ対策だと思います。

H26/07 体内時計

体内時計について  最近、治療を受けているけど眠れない、血圧が安定しない、血糖が安定しないなどなど、適切な薬物治療を受けているにもかかわらず、症状や検査所見がなかなか改善しないという方が多い印象を受けます。
みなさん衣食住は生活の根幹をなしますが、なかなか改善しにくい方々の中には、そのライフスタイルにある傾向が、しばしば見られることがあります。
それは、時差ボケ的生活スタイルの方が多い点です。仕事やプライベートの関係で深夜に寝床に入ったり、真夜中に食事をとったりなど、本来、人が生まれながらに持っている生体時計(体内時計)のリズムに水を差す生活スタイルに慣れきってしまうと、様々な身体的精神的症状に悩まされることが多いという報告が散見されます。
 脳の視床下部の視交叉上核に体内時計のセンターがあり、そこへ皮膚、眼、胃腸など全身のあらゆる部位に存在している体内時計の出先的なセンサーが、変調を察知すると、脳の中枢センターに報告を上げて、結果的に脳が昼間モードの体の状態であると認識してしまうため、様々な身体的精神的な不調を自覚したり、なかなか思うような期待した検査結果が出にくくなるのだと思われます。
 たとえば、夜中遅くまでパソコンに向かったりすると、脳は目から入ってくる情報と皮膚がキャッチした光の情報で昼間と認識してしまうのです。いわゆる、海外旅行の時の時差ボケが良い例でしょう。また、深夜に飲食をすると、本来ならばリラックスしているはずの胃腸がお昼間モードで働くので、朝には胸焼けや浮腫み感を一層自覚しやすくなりますし、深夜には下がりやすい血圧も、お昼間モードの体の状態だと深夜から明け方まで、ずーっと高い血圧の状態になってしまう危険性があります。
 仕事などでなかなか、理想どおりにはいかないかもしれませんが、早寝早起きを心がける、夜食をしない、寝るときは部屋を暗くして寝るなど、体内時計のリズムが乱れにくい生活を心がければ、治療効果の向上が期待できるのではないでしょうか。自然の摂理になるべく順応した生活をおくることも健康維持の一案かもしれません。

H26/06 梅雨を迎えて ~エアコンの利用時の留意点~

梅雨を迎えて(エアコンの利用時の留意点)  梅雨の季節になりました。蒸し暑く、気分の不快を感じる今日この頃です。部屋のエアコンのスイッチに手を伸ばしてしまいそうになります。その前に、一つぜひ気を付けて頂きたいことがあります。それはエアコンのフィルターの掃除です。
 フィルターには、ほこりや雑菌をはじめとした病原体が潜んでいる場合が多いです。フィルターの掃除をしないで、スイッチオンしてしまうと、空気中にほこりや病原体をまき散らしてしまいます。それを気ずかずに吸入してしまうと、アレルギー性鼻炎やアレルギー性気管支炎、場合によっては、ほこりに付着したカビなどによる重症の肺炎を引き起こしてしまう場合も十分ありえます。原因不明の発熱や咳で、よくよく検査してみたら、カビによる肺炎だったというケースもあります。
 要は、エアコンのコンセントをまず抜いて、フィルターの掃除にとりかかります。マスクと手袋を着用して、ほこりや病原体から身を守りながら、しかも部屋の窓を十分に開け放った状態で、換気しながら掃除をすることが大切です。衛生面と安全面を考えると、専門の業者さんに事前に相談なさることも一案かと思います。

H26/05 体質改善と食事について

体質改善と食事について 屋外では五月らしさを感じさせるつつじの花が咲き、過ごしやすい季節になりました。この時期、体質改善をしたいという方も多いと思います。体質改善に欠かせないことは、まずは食事と運動です。
 特に、肥満傾向の方は、食事の際に、食材を食べる順番に気を配ると良いようです。要は、血糖値が急速に上昇しないようにする食べ方です。急速に血糖が上がると血管にダメージを起こしやすいと言われていますし、肥満の誘因でもあります。血糖が上がりすぎたために起こる弊害をビタミンCなどが予防すると言われていますので、最初に野菜や根菜を十分食べて、その後にお肉や魚を食べ、最後にお米を食べるほうが良いでしょう。みそ汁などの汁ものは、野菜や根菜を食べた後が良いでしょう。果物は食事の最後が望ましいでしょう。ゆっくり噛むことは言うまでもありません。ゆっくり噛めば、急速な血糖上昇も起こりにくいようです。
 そして、食後にゆっくり散歩することです。走ったらダメです。普段はゆっくりと腹式呼吸をするように心がけると内臓脂肪も減り始めるようです。これらは、日常生活の中で出来る体質改善ではないかと思います。

H26/04 鼻アレルギーと胃腸の働き

花粉症 鼻アレルギーと胃腸の働き  屋外では春の声が聞かれるこのごろですが、くしゃみ発作や水様性鼻汁、鼻閉でお悩みの方の声も聞かれるようになってきました。この時期は、花粉やPM2.5などによると思われる鼻アレルギー症状のため、治療を受けておられる方々も多いと思います。
 抗アレルギー剤をはじめとした西洋薬や様々な漢方薬が試みられても、なかなか満足した症状の改善が得られない方も最近は多いようです。このような方々に共通して言えることは、食事摂取の時間帯がバラバラであったり(特に夜食をする方に多い印象を受けます)、よく噛まずに早食いする傾向があったり、冷たいものを過剰に摂取したり、甘いものを食べ過ぎたり、知らず知らずのうちにカロリーの高い食品を好んで食べていたり、炭水化物の過剰摂取の傾向があったりなど、胃腸の働きに負担がかかりやすい生活習慣の方が多いようです。食後の胸焼け、胃もたれ、胃痛、便秘傾向、下痢軟便傾向、下痢傾向、便秘と下痢を繰り返す傾向など、少なからず程度の差はあるにしても何らかの胃腸の症状があり、調子が今一つといった方が多い印象を受けます。
 昔から言われているように、腹八分目でよく噛むこと、冷たいものやカロリーの高いものは控えること、甘いものや夜食を控えることなど生活習慣の側面で注意を払っていくようにしていくと、徐々に鼻アレルギーの症状緩和が見られる方もあり、使用中のお薬の効果が実感されやすいと思います。東洋医学的には、鼻アレルギーと胃腸の働きには、少なからず関連があるようです。

H26/03 月度 春の気配

清水医院 平成26年3月度 トピックス画像  寒さも徐々に緩み、屋外には春の訪れを感じさせる草花が散見されます。気温が緩むにつれて私たちの体も徐々に新陳代謝が盛んになり、野菜や根菜に含まれる天然の恵みを要求しはじめます。ビタミンをはじめとして、天然界の恩恵を体の維持のために要求する時期が春先です。春の野菜、根菜を食べることは、私たち人間の体内時計のリズムを自然界の四季のリズムに合わせる効果もあるようです。
 食物には、甘味、辛み、苦み、酸味、塩辛みなど様々な味があります。私たちの体は、春先は冬場モードに合わせていた体を春モードに合わせる意味でも様々な味の食材を要求しているようです。少しずつでも、いろんな味の食材を食卓に並べることが好ましいと思います。甘いものばかりに傾いたり、辛いものばかりに傾いたりしないことが大切です。そして、食後は少しずつでも体を動かすと循環が改善され、胃腸の動きも活発になると言われていますから、食後に配膳をさげたり、洗物を手伝ったり、スローペースでゆっくり、ゆったり散歩することは自律神経のバランスを保つ意味でも効果的でしょう。

H26/02 月度 アンチエイジング

清水医院 平成26年2月度 トピックス画像  このごろ中高年世代の方々で、物忘れが目立つので心配だといって専門機関で精査をうけたけれども、『特段以上はないが、老化でしょう』と言われ、将来ボケないようにするにはどうしたら良いかとの相談を受けることが多くなってきました。
 皆さんに申し上げるのは、①胃腸に負担をかけるような食事をひかえ、野菜や魚中心の和食パターンを取り入れてよく噛んで食べること、②くよくよ悩むと免疫機能が低下しやすいので笑いのある生活をこころがけ心をゆっくり持つこと、③衣食住の面で、四季折々の風情に合わせた生活を送れるように留意すること、以上の3点をおすすめしています。
特に、食事については青色、赤色、黄色の食材が脳の老化を予防する可能性が指摘されています。例えば、青魚、赤色のトマト、にんじん、カボチャなどです。ちなみに、にんじんやカボチャはβカロチンの作用もありボケ予防には有用だと言われています。黄色は以外にもカレーです。なぜカレーが良いのかわかりませんが時にはカレーも一案でしょう。
 漢方製剤の中にもアンチエイジングの効果が期待できるものがありますが、一番は食養生であり、食事以外の面での養生も重要であることは言うまでもありません。健やかに歳はとりたいものです。自然の恵みに感謝です。

H26/01 月度 自然の恵

清水医院 平成26年1月度 トピックス画像  自然の恵みを見つめなおすことが大切であると実感しているこの頃です。なぜかというと、アトピーや湿疹、アレルギーなど西洋医学的な治療や漢方医学的治療を取り入れても余り効果が見られない方の食生活に目を向けると、意外に白砂糖の摂りすぎ、精製塩の摂りすぎ、酸化した脂の入った食品の摂りすぎ、などなど偏った食生活の方が多い印象を受けます。偏った食生活を是正していくと症状が軽快することもあります。
 要は自然の恵み溢れた食生活を取り入れると良いようです。自然の恵みを取り入れ、より自然界に順応することが健康維持増進につながると思います。
 人類の祖先は海から生まれてきていると言われていますが、人のPHは7.4と弱いアルカリ性です。私たちの体は、両親それぞれからの遺伝子がつまった受精卵に起源をもつわけですが、母親の子宮の中で約10か月過ごす間は、羊水の中で過ごすのです。この羊水は大昔の海水に近い性質を持っていると言われています。海水には塩分が含まれていますが、この塩分は自然塩です。食卓に並ぶ食卓塩は精製塩であって、人工的なもので、血圧が上がりやすいので注意が必要です。一方、自然塩では精製塩に比べると血圧が上がりにくいと言われています。同じ量の塩分を摂るのであれば、自然塩のほうが我々の本来的組成により近いので体が順応しやすいのではないかと思います。
 しかし、自然塩だからと言って摂りすぎは禁物です。自然の恵みに順応した生き方を取り入れることも大切ではないかと思います。