
寒さ厳しい日々が続いています。風邪やインフルエンザ対策が気にかかる時期ですが、今回は、健やかに寒さ厳しい冬を過ごすための一案をご紹介します。1.うがい、手洗いは必ずおこなうこと。 緑茶でうがいすることも一案でしょう。2、質の良い睡眠をとること。体内時計のリズムと免疫機能のアップを考えると、日付が変わる前にお休みになると良いでしょう。3、食事は 3食きちんと食べること。食事のポイントは、胃腸の粘膜に負担をかけない食べ方をすることです。いつも述べておりますが、食べる順番が大切です。野菜類→肉、魚→米、麦、イモなどの炭水化物の順番で食べること。 汁物は野菜類の後がベターでしょう。これは血糖値が急激に上がるような食べ方を避けることが目的です。そして、腸粘膜に負担をかけないためにも、使いまわしの古い脂などは避けることが大切です。 4.腸粘膜を丈夫にする意味でも、蛋白質、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB類、ビタミンC、ビタミンD,ビタミンE、ビオチンなど)、鉄、亜鉛などの栄養素を含んだ食材(肉、魚、 野菜、根菜、など)を食べることも良いでしょう。5.腸管内環境を元気にすること。プレバイオティクス(乳酸菌など)やプロバイオティクス(食物繊維、ラクトフェリンなど) を心がけて摂ることも良いでしょう。腸管の免疫力が高まると風邪やインフルエンザなどに罹りにくくなると思います。繰り返しになりますが、うがい、手洗いで病原体の体内侵入を極力防止し、質の良い睡眠をとること。バランスの良い食事に心がけること。毎日の便通を 確保して、腸管内環境を維持すること。寒い環境においては、厚着をすること。以上、どれをとっても生活習慣の面で基本的なことです。食事、睡眠、排泄などに問題を生じさせないことが、健やかに、寒さ厳しい冬を過ごすためには要であると思います。